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糖尿病論:第1 序論 体液が汚れる時 1-7~1-12 2017, 4.1

1-7

 健康人、節目の年、食欲嗜好に変化生ず。食す量減り、消化難しき物避ける。中高年になり、青年期と変わらず食して活動減、然るに反って体重増無き者、糖尿病となること多し。脂質や尿酸など増加し、糖尿病とはならない者もあり。

1-8

 家族に糖尿病あり、40過ぎても食欲変わらずして活動少なき者、糖尿病逃れること難し。ただ、食欲と活動、そしてストレスのコントロール行う者、糖尿病恐れることなかれ。

1-9

 運動療法、自らの運動能力知ることより始めるべし。例えば、運動前後での脈の変動、運動能力知る術となる。また。運動中、運動後の自覚症状には注意すべし。運動、体液の汚れ清める力あること忘れることなかれ。

1-10

 境界型、もし家族歴あれば、糖尿病となること多し。然るに、時に過食すれば体重増え、過食止めれば体重戻る者、糖尿病を恐れることなし。何故なら、体液汚れ難く、健康維持されるが故なり。ストレス、睡眠、食事、運動のコントロールうまき者、体液の乱れ少なく、翌朝、心地よく目覚める。糖尿病恐れることなし。

1-11

 境界型で家族歴あり、もし体脂肪少なければ糖尿病になる恐れ多し。ただ、正しき生活継続し、体液の汚れ防げ。たとえ糖尿病となるといえども、健康維持可なり。 

1-12

 悪しき食事、活動、ストレスで汚れし体液、睡眠中に清める者には、昨日と同じ1日始まる。即ち、正しき眠り、汚れし体液清める力あり。正しき眠り求める者、正しき食事(刺激物や砂糖の多い食事、難消化の食事を避ける)行い、眠前のタブー(摂食、運動、アルコールやコーヒーなどの刺激物摂取)避けよ。また、神経の高ぶり、満腹、空腹あれば正しき眠り妨げら、体液汚れる。