糖尿病の診療中、無意識に首の後ろに手を当てる患者さんがおられると、「偏頭痛ですか?」とお尋ねします。「何故分かったんですか?」とびっくりされます。患者さんが手を当てられているところは、風池という有名な経穴です。無意識に偏頭痛を治そうとされているのです。そう偏頭痛は治るんです。偏頭痛持ちのあなたも体験されてください。
まず、風池、瞳子リョウを親指で押してください。次に、効果が弱いなら、外関と懸鐘を押してみましょう。最後に、偏頭痛が良くなったら、小柴胡湯が効くタイプかもしれません。完治のため、しばらく服用しましょう。
もし、風池穴などを押しても効果なかったら、以下の可能性があります。(1)押す場所と手技に問題があった。(2)偏頭痛ではなかった。重大な病気が隠れているかもしれません、精査を勧めます。