もし、酸棗仁湯を服用しても熟睡出来ないなら、熟睡する体に変える別の方法を探さねばなりません。今回、2つ目の例をお話します。
胸が熱っぽい、顔が赤い、口内炎が出来やすい、動悸がする、いくつも夢を見る、などありませんか?ひとつでも当てはまったら、舌を見てください。舌の先が赤かったら、神門と内関を少し赤くなるまで揉んでみてください。眠れそうな気がしたら、睡眠薬を使っても途中で目が覚めたり、熟睡が出来ないかもしれません。脈がはっきりしていたら、上半身の熱を清する三黄瀉心湯を服用し、神門と内関を少し赤くなるまで揉んで眠ってください。しばらく続けると、熟睡する体に変わっていきます。
熱が篭るようになった原因があります。ストレス、食習慣、薬物など思い当たりませんか?原因が解消したら、三黄瀉心湯は中止しても熟睡出来ます。