糖尿病で治療中の患者さんが、「五十肩で腕が上がらないのですがなんとかなりませんか?」と尋ねられました。
まず、大椎を押してみましたが、改善しませんでした。診察中、上腕の一部を押されていたので、太淵を押してもらいました。痛みもなく真上まで痛みもなく腕が上がりました。太陽小腸経の通る部位も押されていたので、陽谷を押してもらうと、横方向の動きも楽に出来るようになりました。
そこで、毎日、太淵と陽谷を押して、腕を動かす運動を指示しました。直ぐには治らないかもしれませんが、動かすことで可動制限がなくなり、苦痛も減り、早く治ることでしょう。