朝食は和食という患者さんは多いものです。しかし、和食には2つの問題が付きまといます。(1)生野菜が少ない。これは、トマトやキュウリなどをかじるだけでOKです。問題は、(2)塩分が多くなりやすいことです。梅干や漬け物は、食べないか出来るだけ少なめに。みそ汁の塩分は、味噌によって変わってきます。赤味噌が最も多く、減塩味噌だと半分以下になります。
実は、塩分少なめのおいしいみそ汁は簡単に作れます。おいしさの原則に従えばよいのです。植物系と動物系のうま味成分と健康的な油を有効に使えば良いのです。
例;(1)なたね油でキャベツと玉ねぎを炒め、150 ccの水を入れて
沸騰させてから味噌とかつお節を加える。
(2)動物性食品として、卵を1個入れてしばらく煮る。
または、キャベツを炒める時、ひき肉を
一緒に炒める。