60台前半の糖尿病患者さんが来院されました。血糖コントロールは優秀で、薬を使わずにヘモグロビンA1cは5.6 %です。朝食についてお聞きしました。パンと飲み物(コーヒーとトマトジュース)ですまされているようです。
今回は、パンに含まれている油についてお話しました。舌触りがよくおいしいパンは、注意しなければいけません。体に負担をかけるショートニングが、含まれているかもしれません。マーガリンも体に負担をかけます。じゃー、何がよいのでしょうか?オリーブオイルか、オリーブオイルとバターを使って作ったパンが、体への負担は少ないと考えています。しかし、このようなパンは、探し出すのに苦労し、値段も高いことでしょう。現実的には、バターか、バターとマーガリンを使って作ったパンを選ぶことになります。
ホームベーカリーで、オリーブオイルと全粒粉の小麦粉を使って作ったパンをおいしく食べれたら、きっと糖尿病もよくなっていくでしょう!