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糖尿病論;第1 序論 二つの種族 1-1~1-6  2019, 3.27

第1 序論

 各地域に糖尿病の診断基準あり。自覚症状、血糖値、ヘモグロビンA1cをその拠り所としている。これらに目を向けても、この病気の真の姿に迫ることはできないだろう。名称が示している、尿糖にこそ目を向けるべきだと考える。その糖は、漏れているのか、捨てられているのか?この病気の真の成因を知る手がかりが、そこに隠されている。

 インスリン分泌の枯渇による糖尿病があり、別に論じる。

1-1

 健康人、病気なく、毎朝爽快に目覚める。朝目覚めし時、体液に汚れなきがためなり、長寿全うす。

1-2

 健康人といえども、活動少なく過食すれば体重増加す。もし、節食すれば直ちに体重戻る者、体液汚れ難く、血糖や脂質など増加なく、健康維持す。もし、体重増なく、反って食欲衰えない者、糖、脂質、尿酸など増加し、時と共に体液濁る。ここに2つの種族あり、即ち、余りし栄養、(1)主に体脂肪として蓄える種族、(2)糖、脂質、尿酸などに変え体液中に蓄える種族なり。

1-3

 糖や脂質に変え体液中に蓄える者、もし過食すれば嘔吐下痢、体液汚れ難く、糖尿病となる者少なし。もし嘔吐下痢せず、反って体重増なき者、体液汚れ糖尿病となること多し。

1-4

 体液の汚れ、主に、食事、活動、ストレス、睡眠、薬物の中に求めるべし。

1-5

 食物汚染、体液汚し体蝕んでいく。時に、糖尿病の発症、悪化に関与することあり。

1-6

 夏期、昼食べ残した弁当、夕になるも腐敗せず。細菌増殖阻む化学物質など含まれしこと明らかなり。  

at 2017/03/27 18:20:17