20代の女性が風邪の治療で来院されました。前日に咽の痛みと38℃台の発熱、咽の痛み、のどの渇き、黄色い痰などがあり、咽は真っ赤に腫れていました。発汗もあったようで、風熱型の風邪と診断し漢方薬の小柴胡湯加桔梗石膏をお出ししました。その後連絡もないので、治ったのでしょう。
患者来院の翌日に咽の違和感を覚え、その次の日には咽の痛みがあり、声がかすれて声が出なくなりました。どうも風邪をもらったようです。私の病状は、咽の強い痛みと声が出にくいぐらいで、風熱の症状が少なかったので桔梗湯を服用しました。第1包を飲んで直ぐ薬が効いていることが分かり、2〜3日で治ると感じました。しかし、この手の風邪は頑固なものが多く、歓迎会などもあり治るのに1週間もかかりました。