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糖尿病の運動療法を考える(1) 2013, 7.31

 糖尿病患者さんの血糖値を見てびっくりすることが時々あります。いつも200 mg/dl以上あった空腹時血糖値が100 mg/dlまで下がっているではありませんか。お話をお聞きすると、30分の早朝歩行を始められたようです。運動は、血糖値を下げるだけでなく、健康の維持や美容にも効果があります。しかし、実際にはうまくいっていないのが現実です。仕事が忙しい、朝早くから出勤し夜遅く帰宅する、膝や腰が痛い、運動はきついから嫌いだ、---。出来ない理由ばかりお聞きすることになります。
 考え込んでいても仕方がないので、誰にでも出来て意外と効果的な運動を紹介しています。実に簡単です!
 座ったり横になっている時間を減らす。
  1)コマーシャルの間に家の中を歩きまわる。
  2)来客の時、必ず椅子から立ち上がって迎える。
  3)飲み物は遠くに置いておく。
  4)車は遠くの駐車場に止める。
  5)階段を利用する。
 簡単な体操をする。
  ラジオ体操がお勧めです。
  時間がない方は、仕事の息抜きに首や手足の体操を1分間
   する。
at 2013/07/31 19:02:53