糖尿病論、1型糖尿病;第2食事療法、脂質 2-11~2-16 2016, 8.18
2-11
脂質、うま味有し、食材の味高め、血糖上昇穏やかにす。而して、糖質や蛋白質に比し、カロリー高く恐れる者あり。まず、質に着目し、少なめを心がければ恐れることなし。
2-12
オリーブオイル、選ぶべし。酸化し難く、脂質や糖質代謝への影響も少なし。発癌性など、確かな報告なし。酸化し難い脂肪酸、~74%のオレイン酸と~13%の飽和脂肪酸を含む。菜種油、組成近く、使い分け料理の幅広げるべし。
2-13
脂質摂取後、血糖増加は見られず。然るに、インスリン作用減ずる油多く、注意する必要あり。オリーブオイル、その抑制弱く、血糖への影響少なし。
2-14
糖質と共に摂取すれば、血糖上昇す。摂取量整わなければ、インスリン量調節し難し。正常に近い変動望むなら、人工膵臓選択すべし。而して、食事量多き者、体重増に悩むことになる。インスリン量増えるためなり。
2-15
体液に蓄えられし糖、多ければ邪気となる。邪気捨てる事、良き選択なり。ただ、尿糖多ければ、他の栄養も流れ出る。それ故、食後の尿糖少なきこと大事なり。
2-16
最適なインスリン量、頻回の測定せずとも、知ること可なり。低血糖無く食後の尿糖無きをもって、インスリン量適と考えよ。僅かばかりの食後尿糖、気にすることなかれ、大過なし。
at 2016/08/18 13:26:44