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糖尿病患者さんが食べすぎを防ぐ方法(1) 2013,7.9

 食事をおいしく、血糖値も下がる食べ方について患者さんとよくお話しします。よく噛んで早食いしないように食べるなどのほかに、食べる順番も大事です。当院では、10年以上も前から野菜サラダから食べ始め、--、メインディッシュ、主食の順番でいただくように勧めてまいりました。一般的には、「満足の法則」と呼ばれ、野菜サラダでお腹を膨らませて、おかずを楽しみ、主食で満足感を出す食べ方です。この方法は、食べ過ぎを防ぎ、血糖を下げる効果があります。
 ところで、糖尿病患者さんは、西洋医学的には炎症が、中医学的には内熱があると言われています。有効な漢方薬がいくつかありますが、野菜サラダも有効かもしれません。冷えた野菜サラダは、ゆっくり食べていくことで、体に溜まった熱を少しずつとってくれます。胃熱がなくなると食欲が落ち着き、食べ過ぎを防いでくれます。“冷たい飲み物を飲めばいいじゃないか!”と言われる方もおられると思いますが、飲み過ぎるとお腹を壊してしまうのであまりお勧めできません。漢方薬と同じように野菜サラダも、体に溜まった熱を冷まし過食を防いでくれます。血糖も下がります。
at 2013/07/09 18:08:07