日課の早朝ジョギングに出かけました。帽子を忘れてしまいましたが、木々の影の様子が変わってきており、光量も減ってきているようです。季節が変わり始めています。
走りながら考えました。患者さんの中には,普段は食事に気をつけておられるのですが、付き合いが多くなると血糖値を心配される方がけっこうおられます。以前は、どうしても抜けられない会合だけ出て、食べ方をシュミレーションしてから会合に望むようアドバイスしていました。でも、これだけではうまくいきません。閃きました。食べ過ぎてしまったら、吐き出すわけにも吸収を減らすわけにもいきません。最後の手は、余分なものは下すです。実際には、体から熱を吸い取って便として出してくれる漢方薬を使うことになります。血糖が上がることがどうしても気になるなら、経口血糖降下剤を上手に使うことで解決出来ます。冷たい水をたくさん飲めばいいじゃないかと考えられる方もおられるかもしれません。体の熱を冷ます前にお腹を壊してしまいます。内熱を冷ます方法はいくつかあります。