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漢方薬が糖尿病、高脂血症を治す時(5)---糖尿病と食欲(ii) 2013,9.20

 時々、口臭が強い糖尿病患者さんがおられます。のどがかわいて冷たいものをほしがる、便秘である、そして食べてもすぐ空腹感を感じるようなら胃熱があると考えて下さい。胃熱があると、食欲が増し食べても直ぐに食べたくなり、糖尿病や高脂血症を悪化させます。
 胃熱を冷ます代表的な漢方薬は清胃散ですが、保険適用ではありません。有効な漢方薬を考える必要があります。大黄が主薬である承気湯類は、(湿)熱を便に下すことで胃熱を冷ますことが出来ます。強すぎると下痢をしますので漢方薬の選択と量の加減が大事になります。数人の患者さんに使ってみました。便通だけでなく血糖値もよくなった患者さんがおられました。食欲を抑える効果があるのかもしれません。
at 2013/09/20 18:14:24