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肛門の灼熱感を伴う臭いの強い下痢には、漢方薬がよく効きます。 2013, 10.28

 数日前、仕事上の付き合いで近所のレストランに食事に行きました。ストレスのかかる話しが多かったせいか、そんなに食べても飲んでもいないのに悪酔いしてしまいました。帰ってから一度だけ吐きましたが、翌朝は二日酔いもなく少しお腹の調子が悪いだけでした。ところが、次の日の朝起きると、むかつきがあり下痢をしてしまいました。臭いが強く、すっきりと出ず、肛門の灼熱感もあったためまずいことになったと思いました。舌を診ると、黄色い舌苔が付いていました。痢疾ではないようですが、大腸湿熱証では?
 その日の夜、激しい腹痛がありトイレに入ってもすっきり便が出ません。大腸湿熱証には、漢方薬の葛根芩連湯が使われますが保険適応ではありません。そこで、表証はないので、黄連解毒湯で代用しました。最初の一服を飲んで数分で効いてきているのが実感出来ました。2日間だけ飲み、治癒しました。いやー、よく効きました。
at 2013/10/28 19:00:05