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おいしい糖尿病食を一緒に考えませんか。その2、 2013,11.28

 砂糖を使う料理は、以外と多い。丼ものは、砂糖を使わない
とおいしさは出ません。以前、参加された患者さん達全員(11人)
の食前の血糖を測定してから、親子丼の専門店に行ったことが
あります。砂糖の使用量も10 g程度はあり、ご飯も250 g程度は
ありそうでした。食事開始1.5時間後にクリニックで全員の血糖
を測りました。予想に反して100 mg/dl以上増加した患者さんは、
1だけでした。
 それでは、親子丼のメニューを見てみましょう。
【材料】
 ●鶏もも肉(皮なし100 g、薄切り)、玉ねぎ(1/4個、くし形切り)、
   ねぎ(1/5本、1 cmの長さに切る)、溶き卵(1個)
 ●煮汁
  出し汁(80 cc)、しょうゆ(大さじ1弱)、みりん(大さじ1)、
  酒(大さじ1)、砂糖(小さじ1/3)、あれば柚子の絞り液(適量)
 ●温かいご飯(指示量)
【作り方】
 煮汁に具を入れて火をつけて煮る。火が通ったら溶き卵を
 入れ、半塾になったら、煮汁ごとご飯の上にかける。
 好みで、七味唐辛子をふる。
         --->煮汁が煮立ってから具を入れる方法もあります。
            どちらがおいしいか試してみて下さい。
                   順番は、玉ねぎ→ねぎ、もも肉。
【考察】
 1)砂糖の使用量は、8 g程度にもなります。みりんに砂糖が
   含まれているからです。塩分は、出し汁にも含まれて
   いるので、2 g程度になります。
               --->砂糖の使用量が、5 g以下になるとおいしくない!
 2)ご飯は、男性でも200 gは超えないようにしましょう。 
 3)砂糖の使い方や食べ方で、血糖の上がり方が違います。
at 2013/11/28 16:05:53