“食べ過ぎました。”と言われる糖尿病患者さんは多い。満腹になる前に、脳が食事に満足すれば、食べ過ぎは防げます。脳を満足させるには、栄養があり、おいしい食事をとればいいのです。例えば、炒飯を作る時、熱した菜種油に溶き卵を入れ、半塾になったらご飯を入れて炒める。そして、ねぎや焼豚を炒めて塩胡椒で味を整える。おそらく、この炒飯では脳は満足してくれないと思います。醬油をフライパンで焦がして混ぜ合わせ、かつお節を加えるとおいしさと栄養が高まります。トマトやキャベツのサラダを食べた後に、この炒飯をよく味わって食べると、脳は満足してくれます。
体から脳へのメッセージをしっかり伝えるためには、食べ方も大事です。
3つの心がけ
1)早食いはしない。
2)よく噛んで味わいながら食べる。
3)正しい順番で食べる。
きっと、食事を楽しむことが出来ます。きっと、食べ過ぎもなくなります。