もう年だから今更運動しても、効果はないと考えていませんか。アメリカ糖尿病協会の月刊誌、“Diabetes Forecast”の最新号(3月号)に、「Healthy Aging」と題する記事があります。たとえ何歳でも、運動を始めると人生の終わりまで健康でいられる機会が増えると書かれています。
3500名の病気のない人達(平均年齢64歳)を集めて、8年間研究が行われました。少なくとも週1回以上中~強度の運動をした人の20 %は、慢性疾患やうつ病、運動能力の低下、認知症などにならず健康を保てた。一方、運動をしなかった人達で健康を保てたのは、わずか5%程度だった。運動を始めるのに、遅すぎるということはないようです。