糖尿病患者さんが食事をする、それは病気を学び克服していくことなのです。食材の選択、調理法、食べ方など気をつけることがいくつかあります。
今月は、「おかずのクッキング 2014 4/5月号」の野菜プルコギを紹介します。油、適量の塩と砂糖、出し(たれ)が揃っておりおいしい料理です。多くの糖尿病患者さんは、余韻をひく程おいしい料理でないと満足出来ません。満足出来なければ、食べ過ぎることになります。
<材料(2人前)>
野菜;ピーマン(1個)、人参(1/4本)、玉ねぎ(1/2個)、
キャベツ(2枚)
こまぎれ牛肉;脂身を切り除く。
たれ;オイスターソース(大さじ2弱)、しょう油
(大さじ1弱)、砂糖(大さじ1弱)
一味唐辛子(小さじ1)、好みで白ごま(小さじ1)
オリーブオイル(大さじ1)
<作り方>
下準備
ポリ袋に、肉とたれを入れて、よく混ぜ合わせる。
しばらく置いてから、野菜をポリ袋に入れよく混ぜ、
数時間冷蔵庫に置いておく。
1)フライパンにオリーブオイルを熱し、ポリ袋の中身
を入れ、ほぐしながら中火で肉に火が通るまで
炒める。
野菜は色彩をチェックする。
3色以上、5色以上が理想
例えば、きゃべつ、人参、玉ねぎなど
牛肉は、注意が必要です。
油身をしっかり取り除きましょう。
ホルモンや抗生物質などの汚染物質は、主に油に溶け込
んでいます。
油は量より質に目を向ける。
オリーブオイルとなたね油をお勧めします。オリーブオイル
は、おかずのクッキングのメニューで使われていたごま油
よりずっと変化(酸化など)しにくい、健康的な油です。
タレの健康度を考える。
塩分;2.3 g 砂糖;5 g
油や食材に溶け込んだ5 g程度の砂糖は、問題ありま
せん。口に入る砂糖は、4g程度でしょうか?
栄養は壊れていくことを知る。
「おかずのクッキング」のレシピには、空気を抜いて冷蔵庫
に一晩置くと書かれていました。どれぐらい壊れるので
しょうか?1時間程度でも十分おいしく出来上がります。