糖尿病患者さんは、足にまつわるトラブルが多いと言われています。靴下は、足を守るために大事な働きをしています。アメリカ糖尿病協会の月刊誌、 “Diabetes Forecast”の8月号に、「Shoe Clues」と題する治療用靴の記事の右横に「Sock Shop」と題する記事があります。靴下について、糖尿病患者さんが知っておくべきことが書かれています。
靴に足がフィットしているなら、今使っている靴下と同じ物を履き続ければよい。継ぎ目があったりほころびている靴下は、履いてはいけない。摩擦し炎症が起きて、水泡になったり胼胝が出来たりするからである。あなたの足にぴったりとフィットした靴下を履くことも大事である。足首までずり落ちたり、靴の中でたるんだりする靴下は履かない。靴下の材質にも気を配る。細菌が増殖するのを防ぐため、コットンか空気をよく通す素材の靴下を選ぶ。圧迫靴下やストッキングが必要な方がおられたら、主治医に相談して下さい。足の血流を増やしたり、むくみや痛みを和らげるストッキングがあることをご存知ですか?