60代の糖尿病の男性に、“ヘモグロビンA1cを8%以下にしないと、いろいろな事が起きて来ますよ。”とお話しすると、“どうしたら、8%以下になりますか?”と素直にお尋ねになりました。糖尿病改善の絶好の機会だと思い、食生活についてお尋ねしました。“朝食は、食パン1枚と野菜とスムージーを食べています。夕食は、おかずだけ食べています。”と言われました。そこで、“昼はどうなされているのですか?”とお尋ねすると、“家内とうどんを食べに行く事が多く、一緒に稲荷も食べます。”と答えられました。
糖質が多くなり、栄養のバランスも悪い食事です。アメリカ糖尿病協会の月刊誌 “Diabetes Forecast”の11月号(2014年)に書かれていたことを参考にして、1つのアドバイスをしました。“満足感を高めるために、野菜サラダを食べてから家を出るようしてください。メニューは、前もって決めておいてください。”とお話しました。