健康感を自覚して生きて行くためには、野菜を食べることが必要です。時々、患者さんに“野菜を食べていますか?”とお尋ねしています。なぜか後ろに引かれたり、“温野菜や茹でた野菜を食べています。”と言われる患者さんが少なくありません。このような時が、野菜を食べる理由をお話するよい機会だと考えています。1)ミネラルやビタミンなどを含んだ生きた水が取れる。2)ファイトケミカルと呼ばれる健康維持物質が取れる。健康維持物質は、熱に弱い物が多い。3)食欲コントロールの手助けになる。しかし、実際に野菜サラダを作ろうと思うと、結構おっくうになるようです。
当院では、美味しい野菜サラダが、簡単に作れることを知ってもらう事は、大事な事だと考えています。まず、三色以上の野菜を揃える。例えば、トマト、きゅうり、キャベツなど。次に、水洗いをした野菜を適切な大きさに切ったり、ちぎったりして皿に盛る。最後に、ドレッシングをかける、あるいは和える。
トマトやきゅうりなどはそのままでも食べられますが、美味しくて食べやすいサラダを作るには、ドレッシングが大事になります。「せん切りキャベツでダイエット&医者いらず;主婦の友社」という本に載っていたメニューを紹介します。野菜;せん切りキャベツとミニトマト、ドレッシング;にんにくとベーコンをオリーブオイルで炒め、油に塩胡椒としょう油で味付けしたもの。この野菜サラダは、簡単ですが美味しい一品です。その他にも、ホットきのこキャベツ、ホットアンチョビーキャベツサラダ、豆腐じゃこのっけキャベツなど紹介されています。