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今月のメインディッシュ；鮭のアクアパッツア風 2015, 7.8
糖尿病患者さんが食事を作る、それは、病気の治療には欠かせないことです。糖尿病患者さんは、“時間がないんです。素人が、おいしく作るのは難しいです。”など、作らない理由をいろいろ言われます。それでは、15分以内で、素人でもおいしく作れる料理、段取り上手で１５分ごはん、オレンジページ；鮭のアクアパッツア風、を紹介します。
１）フライパンにオリーブオイル(大さじ1/2)を入れ、強火で熱し、鮭(～100 g、胡椒を振る)を入れて、両面を３分ずつ焼く。２）中火にして、空いた所でにんにく(1/2片、みじん切り)とパプリカ(適量、なくてもよい)を加え、サット炒める。３）ミニトマト(６個、半分に切る)を加えてさっと炒め、酒(大さじ１)と水(大さじ１)を加えて、強火で３分程煮る。塩胡椒を振り、汁ごと器に盛り、万能ねぎ(２本、小口切り)を散らす。
一度作られてみて下さい。健康的で、おいしい料理です。カロリーは、鮭の量(60 gで80 Kcal)で決まります。塩分も多くありません。例によって、患者さん用にメニューは変更しています。
アメリカ糖尿病協会から、最新のニュースが届きました。トピックは、より質の高い研究により、糖尿病患者さんの拡張期血圧の目標値が、変わった事です。80 mm Hgから90 mm Hg 。この意味は；(1)食事、運動療法を行っても、100 mm Hgの方は、薬物を使ってでも、90 mm Hgまで下げましょう。(2)現在、80 mm Hgの方は、もちろん90 mm Hgまで上げなくてもいいんです。しかし、現在、食事と運動療法を行っていないなら、行う必要が有ります。70 mm Hgになるかもしれませんが、それでいいのです。
