糖尿病論；第２ 高脂肪、低筋肉 ２-23～２-27　 2015, 7.15

２-23

　SGLT2阻害剤、体内で最も重要な流動エネルギー、糖、尿を介して体外へ捨て、血糖を下げる力あり。糖減れば、脂質、尿酸値など影響を受ける。腎に異常有る者、効果薄きことあり。

２-24

　高脂肪、低筋肉の者、体内の流動エネルギー過多の者多く、SGLT2阻害剤、その減少に貢献する。水分など減るも、体重、減る場合も減らない場合もあり。

２-25

　この薬服し、筋トレ行へば、体内の流動エネルギー、より減少するも、体重減るとは限らず。有酸素運動追加する者の多くは、体重減少す。＊筋トレ；SQUAT、LUNGE、PLANK POSE、STANDING PUSH-UPS(壁の前に立ち、両手をついて腕立て伏せをする、10～15回)、WEIGHT TRAINING(ダンベル、水あるいは砂の入ったペットボトルを用意する)など

２-26

　この薬服し、確かな体重減目指す者、筋トレと有酸素運動行い、摂取カロリー控えるべし。摂取カロリー減、戦略欠けば、成功せず。栄養と美味しさに満ちた食事、正しく食すべし。

２-27

　問い、“栄養と美味しさに満ちた食事と言われても、どんなものかよく分かりません。例えば、魚を使って、経済的で簡単に作れる、美味しいメニューがありますか？”

　答え、“栄養と美味しさに満ちた料理とは、満足感の高い料理です。まずは、うま味についての知識を持ちましょう。「鮭のトマト煮」を考えてみましょう。１）フライパンにオリーブオイル(大さじ1/2)を入れ、強火で熱し、鮭(～100 g、胡椒を振る)を入れて、両面を３分ずつ焼く。２）中火にして、空いた所に、にんにく(1/2片、みじん切り)とパプリカを加え、サット炒める。３）ミニトマト(６個、半分に切る)を加えてさっと炒め、酒(大さじ１)と水(大さじ１)を加えて、強火で３分程煮る。塩胡椒を振り、汁ごと器に盛り、万能ねぎ(２本、小口切り)を散らす。フライパンに、玉ねぎやしめじなどの野菜を入れて炒め、副菜を作る。サラダと、主食を用意して、正しく食べましょう。満足感は、食事療法を成功へと導きます。”

　付；魚と野菜、そして油のうま味が混ざり合って、美味しさを作り出します。うま味には、1)グルタミン酸；こんぶ、煮干し、鶏ガラ、トマト、キャベツ、にんじん、かぼちゃ　2)イノシン酸；煮干し、かつお、さんま、いわし、さば、肉、車エビ　3)グアニル酸；しいたけ、まつたけ、えのきだ、肉　4)油などがあります。 

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