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糖尿病論;第2 高脂肪、低筋肉 2-28~2-33  2015, 7.22

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 糖尿、体内エネルギー減を示す。アルブミン尿、体内エネルギー減など示す。尿中アルブミン濃度、30 mg/g・CREの時もあり、250 mg/g・CRE、80 mg/g・CREの時も有り、体内エネルギーの廃棄なり。乃ち、摂取エネルギー過剰の処理に貢献す。

2-29

 微量アルブミン尿、長く続けば、漏れ始め、尿中のアルブミンなど増えて行く。適切な治療怠れば、ネフローゼ症候群となり、治療し難し。

2-30

 明らかな腎機能異常なし、個別の食事療法、尿中のアルブミン減を主る。適切な摂取カロリー、少ない強毒性老廃物、美味しさを損なわない最小の塩分、必須なり。

2-31

 日頃食すメニュー、主食と油の質正し、タンパク質チェックし、塩分を減らす工夫で、個別の食事療法完成する。老廃物、タンパク質のランク付けする。豆腐、豆類などの植物性タンパク質、老廃物の毒性弱し。肉、老廃物の毒性より強し。塩分、個々のメニュー毎に考案する。

2-32

 問い、“微量アルブミン尿だと言われていますが、ビーフシチューが食べたい時があります。どうしたらいいんですか?” 

 答え、“簡単に作れるメニューを使って、一緒に考えてみましょう。1)フライパンにオリーブオイルを熱し、牛肉(120 g)を強火で炒め、焼き色がついたらキッチンペーパーに余分な油を吸わせ、牛肉を煮込み鍋に移す。2)玉ねぎ(1/4個)をフライパンに入れ、強火で炒める。焼き色がついてからバター(小さじ1)を加える。バターが溶けたら、小麦粉(大さじ1)を加えて炒める。次に、ケチャップ(大さじ2)を加え、玉ねぎとなじませる。3)フライパンの中の材料を煮込み鍋に移し、火をつけ、よく混ぜる。マリネ液(塩1.3 g、胡椒、にんにく、酢、赤ワイン)を数回に分け入れ、あくを取りながら煮込んでいき、水を数回に分けて加える。蓋をして、時々あくを取りながら煮込み、さらに30分程煮込む。野菜(ジャガイモ,人参、小玉ねぎ)を加えて煮込み、仕上げに塩胡椒する。<1>カロリーと有害な老廃物を減らす;脂身を全て切り取る。炒める時に出た油は、きれいに拭き取る。アクは、残らず取る。主食は、少なめにする。<2>美味しさを残して、塩分を減らす;バターは、無塩バターを使う。マリネ液の塩は、ミネラル含量の多い塩(1g)を使う。トマトケチャップ大さじ1には、0.6 gの塩分が含まれている。塩分含量の少ないチャップを使うか、大さじ1.5に減らし、トマトを使うことで、総塩分は2 gに抑える。尚、鍋に入れた全ての塩分が、体内に入るわけではありません。”

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 ARB, ACE阻害剤を使うべきであると主張する者あり。使用すべき場合もあり、すべきでない場合もある。 

at 2015/07/22 16:20:22