第3 高脂肪、非低筋肉
糖尿病、脂肪多く、低筋肉にあらず、望診、体組成計などで判断せよ。
3-1
食欲衰えず、不活発でなく、インスリンの働き無くなし。筋肉維持し、脂肪減らす者、健康維持す。
3-2
吸収されし糖、肝臓を巡り取り込まれ、残りし糖、体循環へ入る。因りて、過食続けば、皮下に脂肪増え、限界近づき、皮下以外にも脂肪蓄積す。肝に取り込まれし糖、放出されず脂肪となり、脂肪肝を作る。脂肪肝になりし者、血糖制御乱れ、体液汚れ、健康維持難くなる。
3-3
脂肪肝、組織検査行い確定する。組織検査行わずとも、超音波検査、血液検査、症状など頼って、脂肪肝推測出来る。
3-4
絶食期間長き時、肝臓に蓄えられし脂肪、糖として体循環へ放出される。定期的有酸素運動、また肝の脂肪減らす。アルコール、脂肪肝作り易し。
3-5
夕食時間早め、朝食抜き、運動、定められし昼食、肝の脂肪減らす。夕食とアルコール再考無なき時、効果定まらず。ファースティング、経験と知識多き者のもとで行われし時、危険少なく、肝脂肪減ること、疑い無し。
3-6
問い、“朝食は抜かずに、軽く食べればいいのでは?また、どのような昼食をするのですか?”
答え、“朝食を抜くとは、水分だけ、あるいは水分と果物(80 Kcal以下)を取ることだと理解して下さい。空腹感はしばらくすると無くなります。果物には果糖が含まれており、取り過ぎは逆効果になります。若い患者さんの場合は、夕食と朝食の間を12時間以上開け、昼食は、主食の量を減らし質を上げ、野菜中心にすれば効果が期待出来ます。最初から無理をせず、主食と主菜を少し減らすことから始められたらいいと思います。夕食を食べる時、食材の数は十分か、糖質は適量か、油の質はいいか、アルコールは適量かなど、自問して下さい。健康的に考える習慣をつけましょう。”
3-7
問い、“運動は、朝、行うのですか?”
答え、“時間が取れるなら、朝、30分程度の心地よい運動を行って下さい。脱水や、低血糖、発作を起こさないためにも、十分な準備をしましょう。朝、時間がない方は、定められた時間に運動して下さい。”