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糖尿病論 第4 低脂肪非低筋肉、非低脂肪低筋肉 4-1~4-4 治療を論じる 2015, 9.30

 糖尿病、活動多き者筋肉保たれ、少なき者脂肪保たれ易し。望診、体組成計などで判断せよ。
4-1
 インスリン枯渇せず。定期的運動行う者、筋肉維持し、運動少なき者、体脂肪保たれる。摂取カロリー過多、返って体脂肪減り、血糖上昇す。摂取カロりー過多続き、激しき高血糖来たせば、筋肉と脂肪溶け流れ、著しく体重減少す。如何に食し、如何に動くか、患者の未来決める。薬物使用、その理を問うべし。使用する薬物、インスリン分泌減、考慮すべきかどうかで選択すべし。
4-2
 治療、健全な体取り戻すことなり。健全な体、外観輝き、活動力高く、疲れ難く、回復早し。
 ここに、2つの事を想定してみましょう。1)主燃料タンクに加え、複数の予備燃料タンクを持った車がある。2)運転手は、指定された燃料(例えば、レギュラーガソリン)以外の燃料(ハイオクや軽油など)を使用することに、抵抗が少ない。また、燃料を必要以上に入れたがる。3,5年もすれば、新車時の輝きは失せ、燃料タンクを含め、あちこちにガタが来ます。しかし、レストアすれば、新車時に近い状態に戻す事が出来ます。1)解体し、部品ごとに、汚れを落とし調整し、新品に近い状態にする。出来なければ、新しい部品と交換する。2)組み立てなおし、塗装する。3)適切な水、オイル、燃料を入れ、試運転し馴染ませる。- - -レストア後の車の劣化を防ぐためには、ドライバーの教育が必須です。
 人に当てはめてみましょう。1)解体は出来ませんが、我々には、自浄と自己修復作用があり、完璧ではありませんが、実現可能です。2)外観の輝きは、1)と3)が達成されれば可能です。3)正しき食事、正しき活動をすることで、十分可能です。- - -1)~3)の完結と精神と体の劣化を防ぐためには、脳の教育が必須です。不可能と思われても、やり遂げねばなりません。
4-3
 自浄作用、動脈系毛管から体液(血液成分)露出し、細胞活動で汚れた体液(細胞間液)、静脈系毛管やリンパ管などに入り、新旧入れ替わり完結する。リズミカルな有酸素運動、正しき食事、自浄作用高める。
 自己修復作用、ただ、汚れなく栄養豊かな体液と完全な睡眠、之を主る。
4-4
 ただ、自らの体が求める栄養、如何なる食材から、如何なる時に、如何にして摂取するか知るべし。
 体が求める栄養、果物、野菜、玄米や全粒粉の穀物などから取るべし。その量や摂取法、体の状態、年齢により異なることも知るべし。また、良質な油と蛋白源、食事を豊かにすることも知るべし。農薬、添加物などの害避けるため、毒抜き行うべし。基本、茹でることなるも、栄養喪失などあり、食材で選択すべし。
 心地よき空腹感自覚する時、食すべし。事情ありて、その時食事出来ない者、食事の時間決め、習慣とすべし。心地よき空腹感自覚なき者、精神あるいは体に異常あり。証に隋い、治すべし。
 食事、本来楽しき物、視覚、嗅覚、味覚を働かせよ。消化器の構造知り、野菜サラダから食べ始め、メインディッシュ楽しみ、主食で終わるべし。よく噛めば、含まれる栄養素、脳が知り食事療法行い易し。


 
at 2015/09/30 16:20:02