糖尿病論;第4 低脂肪非低筋肉、非低脂肪低筋肉 4-54~4-58 治療を論じる 血糖を下げる時2 2015, 12.17
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人、眠りし間、食事や活動などで汚れし体液清め、また新たな1日始める。もし、朝食前、早朝第2尿、糖含まねば、体液の汚れ無き新しき1日始まる。これ、健康維持の第1歩なり。
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朝食前第2尿、糖あらば、体傷つき、時を経て種々の病生まれること多し。爪、舌、目などの輝き、尿の性状観察し、体液の汚れ探るべし。インスリンやSU剤使い、法に隋い治せ。
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既に、エネルギー貯蔵能力少なき者、摂取カロリー減らすこと可、最高の結果得られる事多し。活動量増やす、これもまた良き結果得られるなり。これら行うも、尚尿糖あれば、持続型インスリン試す、大いに価値あり。インスリン皮下注、血糖を下げるためにあらず、体液の汚れ清めるためにあると考えよ。SU剤有効なら、使用考慮すること、可なり。決して、血糖下げることのみを考える事なかれ。
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食後血糖、200mg/dl超えると言えども、尿に糖なき者あり。その高きのみをもって、薬物を使用することなかれ。返って、150mg/dl以下と言えども、尿に糖見られし時、その故を探り、法に隋いて治療せよ。例えば、食材の質と量、調理法、食べ方、正すべし。薬物使う時、使用経験長く、体液汚すこと少なき薬物使うべし。
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薬物使い、血糖下がりしことのみをもって、喜ぶこと愚かなり。消えた糖の推移追うべし。その所以は、治療破綻すること多きがためなり。例えば、インスリン使用、脂肪への変換により体重増え、治療破綻すること多し。故に、体重の推移を注視するのである。
at 2015/12/17 13:37:52