糖尿病論;第5 低脂肪低筋肉 5-9~5-13 傷ついた消化器機能 2016, 3.18
5-9
食事処理能落ちし時、食欲も落ちる。然るに、食欲落ちる糖尿病患者少なし。処理能力超える食物摂取すれば、嘔吐下痢必然なり。体外へ排泄し、生存の機会増やすためなり。ただ、嘔吐少なく下痢多し。
5-10
下痢止まらず、体液失い続け、消化器の機能も損なわれていく。時流れ、下痢さらに激しく、特に夜間に多く、睡眠妨げられる。下痢止め使えば便秘となり、下剤使えば激しい下痢始まり、さらに体液失われていく。ただ、症状だけを見て治療することなかれ。
5-11
今ある下痢治め、傷ついた消化器の機能回復させる術、個々に実行すべし。
5-12
下痢止めるため、西洋薬、中医学、有効なもの使うべし。西洋薬使うとき、少なめに使い、経過見て以後の治療考慮すべし。
処理能力低くて食欲旺盛、この事考慮し、食事すべし。朝食と昼食、消化易し物、腹6~7分目を正しく食すべし。然るに、不足した栄養補い満足感高めるため、夕食にはある程度の蛋白源食すこと許すべし。十分な時間かけ、正しく食すこと忘れる事なかれ。夜に持続型インスリン、各食前に超速効型インスリン使い、血糖をコントロールせよ。証にあった薬膳食の利用、考慮に値す。
5-13
良き睡眠、消化機能の改善に必須なり。
at 2016/03/18 17:09:56