糖尿病患者さんは、ヘモグロビンA1cを何処まで下げればよいのでしょうか?低血糖のリスク、薬の害、経済的な問題などを無視して決める事は出来ません。アメリカ糖尿病協会の学術誌 “Diabetes Care ST...
診療中、“朝起きる時に手がこわばるのですが、病気ではないですか?”と尋ねられた糖尿病患者さんがおられました。他の症状はなく、診察や検査にも特に異常はありませんでした。ある種の病気の1つの症状の事...
薬膳食は糖尿病を改善出来るのか?その2 2015, 1.31
糖尿病患者さんにお勧め出来る薬膳スープを考えています。しかし、効果を上げるためには、患者さんの証に従って作らねばなりません。つまり、薬膳スープは、患者さんの数だけあることになります。薬膳の処方箋を書く事になりますが、現...
毛糸の帽子と手袋をして朝6時に玄関を出たら、雨が降っていました。たいした雨ではなかったので、傘をさして走り出しました。途中で、傘もささずに走っている人や、歩いている人を何人か見かけました。途中から雨も上がり、いつものコ...
年配の糖尿病患者さんと話をしていると、20代の時と同じ量の食事をしても、翌日にはいつものように食事が出来る方が多いようです。30歳頃から、体が消費するエネルギーは減っていくため、食事量も減って行きます。しかし、2型の糖...
3日間、漢方薬を飲んで アレルギー性鼻炎が治った。 2015,1.6
糖尿病で通院されている70代の女性が風邪薬を希望されたので、漢方薬を処方しました。1ヶ月後、漢方薬が風邪に効いたかどうかをお尋ねすると、“実は、先生にはお知らせしていませんでしたが、2年程前からアレルギー性...
糖尿病患者さんが食事をする、それは病気を学び克服していくことでもあります。診療中に砂糖の話をすると、身構えてしまう患者さんは少なくありません。そこで、砂糖について考えてみました。日本糖尿病学会は、調味料の1日使用量0....
糖尿病の薬を飲む時の作法。新薬SGLT2阻害剤(その1) 2014,12.26
最近発売された糖尿病の新薬、SGLT2阻害剤(アプルウェイ、ルセフィイなど)は、適切に使われた時、確実な血糖の降下と体重の減少が期待出来ます。そして、この薬を飲む時にも、当然、作法があります。 まず、この薬を飲む前と全...
アメリカ糖尿病協会の月刊誌、 “Diabetes Forecast”の12月号に、「Age and Wisdom」と題する記事があります。その中には、60歳以上の糖尿病患者さんに起きてくる6つの...
糖尿病の薬を飲む時の作法。SU剤(その2) 2014,12.12
血糖を下げる力が最も強く、最も安い薬の1つであるSU剤を飲まれている糖尿病患者さんは、多いと思います。この薬を飲む時は、作法があるんです。 まず、食前に服用する。よく効くからです。“食事の何分前に飲んだらい...
糖尿病の患者さんと、運動を楽しむ方法についてお話することがよくあります。4週間後の来院時、血糖値の改善が見られなかった時は、“運動はされているのですか?”とお尋ねすることにしています。以前、&l...
今月のメインディッシュ;さけのオリーブオイル炒め、野菜ソースかけ 2014,12.4
糖尿病患者さんが食事をする、それは病気を学び克服していくことでもあります。肉を食べて、魚を食べる機会が少ない糖尿病患者さんは、結構おられます。当院では、(青)魚を食べるよう勧めています。アメリカ糖尿病協会でも健康のため...
今月のメインディッシュ;さけのオリーブオイル炒め、野菜ソースかけ 2014,12.4
糖尿病患者さんが食事をする、それは病気を学び克服していくことでもあります。肉を食べて、魚を食べる機会が少ない糖尿病患者さんは、結構おられます。当院では、(青)魚を食べるよう勧めています。アメリカ糖尿病協会でも健康のため...
血糖がいつもより高い、あなたならどうしますか? 2014,11.28
今年も忘年会のシーズンになりました。血糖値がいつもより高い糖尿病患者さんも、見受けられるようになって来ました。体重まで増えている患者さんもおられます。“血糖値が上がったのはどうしてですか?心当たりはありませ...